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・名尾良泰様(関東経済産業局長)

 ただいまご紹介を頂きました関東経済局の名尾でございます。この後、所用がございましてわがままを言って順番を変えて頂きました。また途中で退席させていただきますが失礼いたします。
 今日は社団法人TAMA産業活性化協会並びにTAMAーTLO株式会社の合同開所式盛大に行われおめでとうございます。
 平成10年から通産省当時の環境立地局の総務課長をしておりまして、新事業創出促進法で各地域で新しい事業を興していくための支援機関のネットワーク化を進めるという法律を作っておりました。当時は広域多摩地域産業活性化協議会と言っておりましたが、この協議会のことは当時から知っておりました。
 この7月に関東経済産業局長に就任いたしまして、皆様方と一緒にできることを喜んでいるところでございます。
 この「TAMAモデル」と我々は言っておりますが、これがリーディングプロジェクトとなりまして全国8つの経済産業局で19の産業クラスター、産学官連携を機軸とした運動を推進しております。まさにこのTAMA協会の活動がリーディングケースとなって全国的な展開がなされているところです。加えて、小泉内閣の構造改革を進めていく中で、地方をお伺いして産業界で今の状況に閉塞感を感じてるおられることを聞きますが、これを打開するための唯一のカギとなるのが産学官連携を通じた新産業の創出であると思っております。
 通産省で10年前からベンチャーと申し上げておりますが、アメリカのように大学生が始めるのがベンチャーと思っておられる方もあるかもしれません。それも大事ですが、地道にものづくりに携わっておられる企業がこれまでの技術をベースにして産学官連携という新しい切り口でチャレンジするのもベンチャーであります。そういう意味で、TAMA協会は局を上げてご支援をさせていただきたいと思っております。
 今日、ご参加いただいた方お一人お一人からもご尽力を頂いていることを担当からつぶさに聞いております。そのご尽力に心からお礼を申し上げます。とともに、陣頭指揮で全力を挙げて取り組みますので、これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。