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○経済産業省 吉田雅彦氏
今日は祝辞を述べるために来たのではなく、懇親会もあるだろう、懐かしい顔に会えるだろうとやって来た。10年前に工業課長として出向して岩手県にいた。今こそ産学管連携が盛んだが、岩手県では随分前からやっていた。
このTAMAと岩手県の共通点はいくつかある。北上、花巻は地元も多いが、ともに京浜地区の工場が疎開などで来た人が多いということだ。
TAMA協会の仕組みは私の3代前の産業企画部長がつくったが、岩手県のテクノ財団と似ている。また、組織面、資金面で難しいが、TAMA協会には岩手県方式を私が取り入れたので似ている。市役所や都道府県と連携していることなどである。その他共通点は参加者の人がよいことだ。つきあっていて気持ちがよい。
岩手とTAMAが今後も仲良くやっていけると良い。TAMAプロジェクトは見直しをしたときに関先生に評価委員になってもらった。TAMA協会の基本はインターネットなどの電子ネットワークの活用だが、メールばかりでフェイスツーフェイスがないといわれ、ミニTAMAの提言を頂いている。これも流れは岩手県である。皆さんは初めて会われる方たちだろうがきっと良い交流になる。